映画「search」感想

全編パソコン画面のホラー映画「アンフレンデッド」と同じく、

全編パソコン画面のサスペンス映画「search」を観てきました。

 

予告からなにやら面白げだったんですけど、期待以上の面白さでした。

 

チャットやらカメラ電話やらメールやらのパソコンアプリを使いこなしな父子家庭

帰りが遅くなると連絡してきた娘が帰ってこない。

電話もチャットも通じない、相談した弟には娘の友達に聞けば?と返されるが母親が死んでからちょっとぎくしゃくした関係の娘の交友関係を知らず。

 

ついには失踪事件として警察の協力も仰ぎつつ、娘のTwitterFacebookやらInstagramを調べていくうちに…

 

自分の知らない娘の一面が見えてくる

 

例えば勝手に人気物だと思ってた明るい娘が実は学校でぼっち飯だったりとかとか。

 

父親があの手この手で情報を探すシークエンスも色々と凝っていて面白いし、別の媒体の何気ない画像や情報が別のアプリで手掛かりなっていく布石が布石を呼ぶ展開も楽しい。

 

Twitter上に事件の手がかりに繋がる謎のコメント!

それを追うと危険な男の影!

全く関係ありませんでした!

 

等々、インターネットでのsearch(検索)で情報はいっぱい出てくるけど、それが正しいのか役に立つ情報なのかはさっぱりわからない。

 

終盤になると断片的な情報のピースがどんどんパズルの完成に近づく感じと、あの画像がヒントだったんだ!ってなるアハ体験で背筋がぞくぞく出来ます。

 

オカシイな?って思った場面についてはちゃんとした答えが出て完結するストーリーなので観た後の気分もスッキリ。

 

家族愛にホロリとも出来ます。