ボヘミアン・ラプソディー
伝説的なバンドQuennのというよりそのボーカル、フレディ・マーキュリーの自伝的な映画。
Queen自体はそれほど知らなくても、聞いたことあるあの歌はQueenの歌だったんだ!ってなるぐらいに聞いた事ある歌ばかりなので、その歌の生まれたエピソードとか楽しめます。
フレディ・マーキュリーについてもチョビヒゲ単発の上半身裸のゲイぐらいな知識しかなかったんですが、彼がインド系の人だってのも驚いたし、最初は長髪だったってのも初めて知りました。
予告でも流れていた「生き急ぐなフレディ」ってセリフそのままの壮絶な人生が描かれていて、正に事実は小説よりも奇なり。
後、役者が本人たちに似すぎていて凄い。
物語に差し込まれるQueenの名曲を聴いてるだけでも価値のある映画かと。
ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲
Mr.ビーンのローワン・アトキンソン主演のコメディスパイ映画の第三弾
サイバー攻撃によるハッキングでスパイエージェントの情報が流出したMI-7はやむなく引退したエージェントを呼び出す。
引退して学校の先生をしていたジョニーも4名のエージェントの一人として呼ばれるけど、お約束の催涙爆弾で他の3人は脱落。
仲間のボフを連れてコンピューターを駆使する敵にスマホを投げ捨てアナログで勝負を挑む。
くっだらないお約束ギャグの連発で前2作楽しめた人は是非。
ちょっとギャグの回数が少ないかもだけど、紹介された危険なスパイアイテムは絶対にギャグとして使われるし、思わず笑っちゃう。
脱力しつつ、明るく楽しめます。
ヴェノム
マーヴェルのダークヒーロー「ヴェノム」
宇宙生物「シンビオート」に寄生されるとスーパーパワーにびょんびょん伸びる触手も生えちゃってまぁ大変なんすけど、寄生した無職男がそこそこ正義感があるんで悪人以外は頑張ってコロコロせずにヒーローやってこうって話
マーヴェルヒーローストーリーの1作目なので、話はどうしても説明が多くなりつつ、特性上寄生した「ヴェノム」と主人公の言い争いばかりになるんですが、単純なストーリーサクサク進みます。
お約束のカーチェイスもヒーローものらしく一工夫ありで飽きさせず、ヴィランとの闘いも派手で良かった。
マーヴェルヒーローシリーズを見てる人には期待通りのものとなるので見て損無し。
2作目以降は更に面白くなる事も約束されてる感じ。
スマホを落としただけなのに
バカリズムさんが好きなので観てきました。
落としますよね。
俺もタクシーに2回忘れたことあります。
そんなあるあるな感じに始まり、タクシーに落としたスマホも親切な人に拾われてあっさり回収できたと思ったら、山の中から女性の遺体が発見されるOP
タイトルそのまんまでスマホを落としただけなのに、スマホはウイルスに感染するわ、彼女は猟奇殺人犯の標的にされるわ、彼女の秘密がバレるわ、バカリズムが彼女をストーカーするわと
だけなのに!
だけなのに大変。
スマホを落としただけなのに大変な目に合うっていう現代的なホラーサスペンスはとても怖くてそのあたりのストーリーは本当に面白い。
ですけども、それ以外に詰め込んだ部分がありきたりと言うかハンコと言うか…蛇足な気がしました。
ちょっとファンタジーなご都合主義だったりとか、その設定いる?って感じ。
詰め込んだ部分が肝のスマホ落とした事件を、そーんなに盛り上げてない。
それと、終盤のシーンで警察よべよってのと、今そんな話してるところ?ってのは誰もが思うのではないでしょうか。
色々とツッコミを書きましたが、面白くないわけでなく、スマホって身近なツールの危険性とかとか普段の何気ない脆弱な部分を着目したところは良かったです。
映画「デスウィッシュ」感想
ブルース・ウィリス星人によるウィリス映画です。
感想終わり。
まーそんな感じでございます。
ウィリスで飯食える人は観て損無し。
シカゴで医者をしてるブルース・ウィルスでしたが、ある日強盗が家に押し入りウィリス妻とウィリス娘に発砲。
ウィリス妻は妻と言ってもウィリスとは他人なので死亡。
ウィリス娘はウィリスダイ・ハード遺伝子によりギリ生存(でも意識不明)。
警察にはマクレーン刑事とか居ないので犯人は捕まらず、
養父の助言などで「おんしゃあいっぱつわしがやっちゃるけんのぅ」と一念発起してたまたま見かけた車荒らしを射殺。
人殺し童貞なのに目撃者が「冷酷な死神みたいだった」と、「処女なのに気持ち良かった」みたいな反応をもらって盗撮された動画がネットで大人気。
昼間は手術で人を救う医師
夜はフードを被った死神(グリムリーパー)としてダークヒーロー
てきとうに悪者射殺してたら、強盗の情報も集まってきて、手際よくコロコロしちゃうんですけど、警察とか弟とかもだんだんと「こいつブルース・ウィルスじゃないか?」って疑われてくる。
難しいことはそんなに考えないで良くて、「yippee yi yea」と「mother fuker」さえ解れば全部理解できるブルース・ウィルス映画でございます。
犯人は死ぬ。
後、ガタイのいいブルース・ウィルスの弟が話に全く関係ないのがずっこけた。
なんか…なんか見せ場とか作れただろ?
映画「search」感想
全編パソコン画面のホラー映画「アンフレンデッド」と同じく、
全編パソコン画面のサスペンス映画「search」を観てきました。
予告からなにやら面白げだったんですけど、期待以上の面白さでした。
チャットやらカメラ電話やらメールやらのパソコンアプリを使いこなしな父子家庭
帰りが遅くなると連絡してきた娘が帰ってこない。
電話もチャットも通じない、相談した弟には娘の友達に聞けば?と返されるが母親が死んでからちょっとぎくしゃくした関係の娘の交友関係を知らず。
ついには失踪事件として警察の協力も仰ぎつつ、娘のTwitterやFacebookやらInstagramを調べていくうちに…
自分の知らない娘の一面が見えてくる
例えば勝手に人気物だと思ってた明るい娘が実は学校でぼっち飯だったりとかとか。
父親があの手この手で情報を探すシークエンスも色々と凝っていて面白いし、別の媒体の何気ない画像や情報が別のアプリで手掛かりなっていく布石が布石を呼ぶ展開も楽しい。
Twitter上に事件の手がかりに繋がる謎のコメント!
それを追うと危険な男の影!
全く関係ありませんでした!
等々、インターネットでのsearch(検索)で情報はいっぱい出てくるけど、それが正しいのか役に立つ情報なのかはさっぱりわからない。
終盤になると断片的な情報のピースがどんどんパズルの完成に近づく感じと、あの画像がヒントだったんだ!ってなるアハ体験で背筋がぞくぞく出来ます。
オカシイな?って思った場面についてはちゃんとした答えが出て完結するストーリーなので観た後の気分もスッキリ。
家族愛にホロリとも出来ます。